前回の記事でペンツールでのパスの書き方を紹介しました。今回は、パスの修正方法について解説していきます。

前回の記事を読んでいない方は下記のリンクから読んでいただければと思います。
ペンツールでのパスの書き方 iOS版Amadine

ペンツールでのパスの書き方 iOS版Amadine

ベクターグラフィックツールの基本であり、初心者が苦労するペンツールと、ペンツールで作成されるベジェ曲線について解説しています。

アンカーポイントを追加する

ペンツールのコントロールパネルのうち「+」が付いているアイコンをタップします。

花瓶の中央付近をタップし、アンカーポイントを追加します。

アンカーポイントが追加され、方向線(Direction Lines)も表示されます。

アンカーポイントを削除する

今度はアンカーポイントを削除してみます。

ペンツールのコントロールパネルのうち「-」が付いているアイコンをタップします。

花瓶の一番下にあるアンカーポイントをタップします。

アンカーポイントが削除され、花瓶が変形しました。

方向線を動かして曲線を変形させる

再びペンツールを選択します。

右下のアンカーポイントをタップすると、アンカーポイントが選択され、方向線が表示されます。

下側に表示された方向線の端を、下方向にドラッグします。

方向線が延びると同時にパスが変形します。

次に方向線を左方向にドラッグします。

方向線が傾くと同時にパスが変形します。

上側の方向線を動かさずに、下側の方向線だけを動かす場合は、画面のどこかを長押ししながら方向線をドラッグします。

方向線がアンカーポイントで折れ曲がり、下側の方向線だけが移動します。同時にパスも変形します。

アンカーポイントを切り替える

アンカーポイントは2つのタイプがあります。コーナーポイントタイプとスムースポイントタイプです。

この二つのアンカーポイントを切り替えてみます。

ペンツールのコントロールパネルのうち、左から4つ目のアイコンをタップします。

左下にあるアンカーポイントをタップしてみます。

方向線がなくなり、パスが鋭い角になりました。スムースポイントタイプから、コーナーポイントタイプに切り替わったということです。

次に同じアンカーポイントを上方向にドラッグしてみます。

すると、再び方向線が表示され、同時にパスが変形します。

アンカーポイントを移動させる

アンカーポイントの位置を変えるには、ペンツールを選択します。

初めに追加したアンカーポイントを下方向にドラッグしてください。

アンカーポイントが移動し、同時にパスが変形します。

ペンツールだけでパスを修正する方法を紹介しました。
選択ツールでも同じことができますので、選択ツールの紹介記事もご覧いただければ幸いです。